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【海外イベント】世界から見た日本文化の現在地|よさこい×阿波踊り



Text by 伊藤幸輝(@yosari_kouki
Edited by 若林翔(@kakeruyosa

皆様こんにちは!yosari編集部 伊藤です。
さあ、いよいよ夏日。よさこいシーズンの幕開けですね。

今回の企画のテーマは…「 海外イベント 」!!

2019年5月にカナダで開催、
阿波踊りTAKARABUNE & よさこいKAEDE- Special night in CANADA!
海外でのよさこいと阿波踊りのコラボイベントについてです。

阿波踊りTAKARABUNE & よさこいKAEDEの皆様

 

高知県発祥のよさこいがカナダの大都市トロント海外で。
それも徳島県発祥の阿波踊りプロチームとのコラボイベント。

今回はこのビッグイベントに至った経緯、イベント後の感想、世界と日本文化の今後についてお答えいただきました。
ご協力頂いたのは、「絆国際チーム」の代表、田中恵美子さんです。阿波踊り「寶船」米澤渉さんのコメントも掲載させていただいております。

「絆国際チーム」の代表、田中恵美子さん

 

「よさこい」×「阿波踊り」

——コラボイベント開催のきっかけは?

田中さん 2月に東京で「よさこいシンポジウム」というよさこいチーム代表者によるトークイベントを主催した際に、観客として参加して下さった寶船のリーダー米澤渉さんと出会いました。その後、米澤さんから寶船が5月に北米ツアーを予定されていることをお聞きし、トロントに来られるならぜひカナダの人々に寶船さんの演舞を観ていただきたい!と思ったのが開催のきっかけです。そして阿波踊りとよさこいを一度に体験できるコラボイベントを開催しようという流れになりました。

よさこいと阿波踊りのコラボ!

 

【阿波踊りTAKARABUNE & よさこいKAEDE- Special night in CANADA!】

——どんなイベントだったの?

田中さん トロントの老舗レストラン一力さんに場所を提供していただき【阿波踊りTAKARABUNE & よさこいKAEDE- Special night in CANADA!】を開催いたしました。 イベントの内容は阿波踊りとよさこいの歴史などを紹介しながら交互に1時間で4回ずつ演舞しました。観客の皆さんには高知県から寄贈していただいた鳴子を持っていただき、鳴子を使って応援して貰ったり、最後は阿波踊りを観客の皆さんと一緒に踊ったり、参加一体型のイベントにして目と体で味わってもらうことを大事にしました。

——イベント開催まで大変だったことは?

田中さん 当初はトロント市内の広場等で屋外演舞を予定していましたが、法律の関係上場所を借りられない、そして演舞許可が出ないということが一番の問題でした。そんな中、地元の方々のご協力があり、地元のお店「一力」さんを貸していただけることになりました。そして寶船さんの活躍を既にご存知の方が多く、そんな彼らのパフォーマンスを生で見たい!という熱い想いを持ってたくさんの方がご協力して下さいました。このイベントを実現する事ができたのは地元の皆様のお力添えのおかげです。

よさこいアンバサダーとして新たな可能性を、

——イベントを終えた感想は?

田中さん 2月にコラボの話が出て5月に実現できた事を考えると寶船さんとの出会いは偶然の様で必然であったと思います。寶船の皆様、そして沢山の方がご協力下さったおかげで、カナダで四国の文化を広めるきっかけを作れた事、そして観客の皆様の大きな拍手を目のあたりにしてこのイベントの成功を感じることができました。この様なコラボイベントはカナダでは初めてであり、よさこいアンバサダーとして新たな可能性を、そして大きな一歩を踏み出すことが出来たと感じました。

世界中に感動を届ける寶船

——阿波踊りプロのパフォーマー寶船とコラボして感じた事は?

田中さん 寶船さんとのコラボで世界で活躍されているプロのパフォーマーの演舞を目の当たりにする事ができ、奏楓の踊り子にとっても私にとっても貴重な経験となりました。 寶船さんと過ごした日々の中で彼らが「世界中を感動させることにどれだけ命をかけているか」 という事を身をもって体験でき、いい刺激という一言では表せない感動と、一瞬を大事にし、何事も諦めずに形にして行くことの大切さ、そして限りない可能性を感じる事ができました。

日本文化の素晴らしさを世界へ

——日本文化の今後の展望は?

田中さん 世界中の多くの国で日本という国は評価が高く、日本人であることだけで得られる物は沢山あると思います。ただその評価は先輩方が作って下さった物であり、これからの世代を背負って行く私たちが新しい日本文化の形を作り、魅力を世界へ伝えて行く役割を担っています。感動体験は言葉、国の壁を越えどんな人の心にも染み渡って行くものです。

そして寶船さんとの経験を活かし、よさこいアンバサダーとして精力的な活動として海外へ来る若い方々に世界で活躍するチャンスを与えられる、そんなお手伝いができる存在になれる様にこれからも精進いたします。

 

「世代や文化を越え、時代を越える感動をつくりたい」

——阿波踊りプロのパフォーマー「寶船」米澤渉さんからコメント

米澤さん 僕らには「世代や文化を越え、時代を越える感動をつくりたい」というミッションがあります。そんな意味で、今回海外であるトロントという場所で、「よさこい」と「阿波踊り」という異なった文化で交流し化学反応を起こせたことは、本当に感無量です。 今世界は、一見非効率である体験や空間の共有への価値を見直す時期にきています。だからこそ、踊りや祭りを通じて熱狂をつくり一生心に残るような体験を生み出す活動は、今後より広がってくるはずです。

左:阿波踊り「寶船」米澤渉さん

 

今回のイベントで改めて、よさこいも阿波踊りも、本質的には同じ方向を向いていると実感しました。こんな素敵な場を提供してくださったカナダよさこい連奏楓-KAEDE-の皆様に、心から感謝しております。

2019年 高知・原宿に、国境の壁を越えた絆の花を!

——田中さんから絆国際チームの紹介
田中さん 2019年、高知県よさこいアンバサダー絆国際チームは世界18国・地域総勢100名の踊り子と共に、よさこい祭り、原宿表参道元氣祭スーパーよさこいに参加いたします。 今年のテーマは【WA!】です。「和」の伝統文化“よさこい”で世界の人々を繋ぎ、言語や文化の違いを超えた大きな「輪」を作ることで、人々を「ワッ」と驚かせるような 演舞を披露します。

楽曲はポーランドを中心に活躍されている松本在人(あると)氏が作曲し、高知にゆかりのあるバンド・フラチナリズムが編曲・作詞・演奏を担当しました。高知県出身の振付家である瀬川貴子氏振付師として新たに加わりました。

そして私はよさこいだけではなく高知の文化を世界に広めたいと考え、今回はハチロー染工場さんにご協力いただき衣装とフラフを用いました。 言語、文化など、国の壁を越え、よさこいで絆を作ること。よさこいを世界に広げることが私たちチームの目的であり夢であります。 国の壁を越えたよさこいでの交流、そんな姿をお見せできるよう、一つ一つの演舞を心を込めて踊ります。 私たちが高知、そして東京で絆の花を咲かせる姿をどうぞ観にいらしてください。皆様にお会いできることを心より楽しみにしております!

 

終わりに

日本文化。よさこい。阿波踊り。海外で活躍されている2チーム、お二方のコメントいただく事ができ大変光栄です。本当にありがとうございました。よさこい・阿波踊りをもっと海外に広まるよう活動されている2チームには今後も注目していきたいです。陰ながら応援させていただきます。
絆国際チーム、2019年度演舞…いよいよスタートです。高知・原宿でどんなよさこいをしてくれるのか。とっても楽しみです!この記事を読んだあなたが、海外で活躍するチームの存在を知り、よさこい、そして日本文化の魅力に対して、新しい視点作りのきっかけになったら嬉しいです。

さあさあ、今週は高知よさこい。
日本中、世界中からよさ人が集まります。
本場の夏の幕開けです!

 

Text by 伊藤幸輝(@yosari_kouki
Edited by 若林翔(@kakeruyosa
Sponsored by Kizuna International Team 絆国際チーム (@4351ambassador

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