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「本場」高知のよさこい祭りだから、感じられるものがある。|【関西よさこい合同説明会2019】開催のお知らせ。



Text by 坂本陸(@RIKU266

 

——本場だから、感じられるものがある。

誰もがそう口を揃える。もちろん、僕もそのうちの一人だ。

 

よさこいの発祥の地であり本場でもある「高知」という場所は、よさこいに関わる人にとっては特別な意味合いを持つことが多いのではないでしょうか。

 

今や全国各地に広がりを見せるよさこいの文化、その「発祥」の地。

そこで抱く熱い感情、腹の底で抑えきれなくなる想い、理由もなく流れ落ちる涙。本場だから感じることのできる「それ」はもう、長らく生きているうちでも忘れられないほどのインパクトがあると思います。

 

そんなよさこい文化の中でも圧倒的な存在感と魅力を発信する「高知」のよさこい祭り、よさこいを始めるのであれば「一度は本場で踊ってみたい」と思う人も多いはず。

今回はそんなあなたが一歩踏み出す大きなきっかけとなり得る、関西で開かれる「よさこい合同説明会」について取材させていただきました。

 

「高知のよさこい祭りの良さを、関西の方々に体験してもらいたい。」

2016年にそんな想いから始められた「関西よさこい合同説明会」。この説明会をきっかけに高知のよさこい祭りに参加すること、よさこいを始めること、自分を変えることを決意した人も数多くいらっしゃいます。

 

今年度は【よさこい連「わ」】、【百物語】、【浪花乱風】、【夢源風人】、【かんしゃら】の5チーム合同で開催するとのことで、各チームの代表者さんにこの関西で欠かすことのできない一大イベントの裏側についてお聞きしました。

 

他でもない僕自身も高知で、よさこいで人生が変わった人間の一人として、この記事があなたの背中を押す1つのきっかけになれば幸いです。

 

開催のきっかけは「よさこい祭りに参加する人を増やしたい」という想い。

——まず最初に、この「関西よさこい合同説明会」を開催しようと思ったきっかけは何ですか?

 

たいが(夢源風人)よさこい祭りに参加する人を増やしたい」というのが最初ですね。

鳴子を持って、よさこいに関わる人が増えてほしいなぁと合同説明会の第1回から今も思っています。関西から、よさこい祭りに参加するチームは増えてきているので、単純に母数を増やしたいっていうのもありましたけど。

 

それを1チームだけでするのは限界があるし、複数チームが集まれば発信力が高まって、今まで届けられていなかった人まで届けられるんじゃないかって思ったんです。

 

みなと(かんしゃら):最初は多分ぴとぅさんからお声がけくださったと思います。

関西から高知に行くチームは多いですが、高知に参加する全体の人数はあまり増えていないなという印象があって、おそらくそれぞれのチームさんでこのことを課題に挙げていたと思います。

話してみると共通の課題認識があったんで、ぜひやってみようということになりました。

 

そこから乱風さんをはじめとした大阪のチームさんに声をかけていきました。

新しい踊り子募集のアプローチの仕方だと思いますし、参加者にもいろんなチームを一度に知ってもらえるメリットがあると思っています。

 

みぃこ(浪花乱風):「よさこいをやってみたいな」と思った時、いざチームに見学に行くのって勇気が要りますよね。

でも合同説明会ってきくと、少し気軽に足を運んでもらえるのではないかと思いました。

 

いろいろなチームの情報を効率よく聞けるだけでなく、実際にチームの人たちと触れ合うことで新たな発見があるかもしれません。

自分に合ったチームを見つけて楽しくよさこい祭りに参加し、関西のよさこいの輪がもっと広がっていったらいいなあという思いから開催しました。

 

たいが(夢源風人:そしてよさこい祭りに参加するためのチームを探してる人、よさこいを始めたい人、よさこい祭りに参加するメンバーを募集してるチームが一つの場に集まって、「最初の第一歩」が踏み出せる場所になればいいなと思っています。

 

 

——「自分に合ったチームを見つけられる」ってとても大きなメリットですね。実際全国各地にかなりの数のよさこいチームがあるので、その中から1つだけ「ここだ!」というチームを自力で探し出すのもたしかに簡単ではないかもしれません。

「気軽によさこいチームのことを知れる」というのも良いですね。

 

では続いて、合同説明会を開催して良かったことや何か印象的なエピソードはありますか?

 

たいが(夢源風人この合同説明会をきっかけに、よさこいを始めた人がいることです。

ぴとぅに入ってくれるのも嬉しいですし、他のチームで踊っているのを見かけたときも嬉しいですね。

 

みぃこ(浪花乱風)「合同説明会で話を聞いて、高知の参加を決めました」と言ってくれた方もいました。

数年前の合同説明会をきっかけにチームに加入してくれたメンバーが、今ではチームの中心になって活躍しています。

 

あと、それぞれのチームさんのプレゼンに個性が出ていてとても楽しいです(笑)

 

 

雪舟/まりも(百物語):百物語は関東の活動がメインなので、関西で名前を知ってくれている人がいるのか不安でしたが、関西からの問い合わせどころか参加が増えて喜ばしい限りです。

百物語に興味がある人が入れる関西LINEグループができたのですが、今では100人を超えるメンバーが参加してくれています。自主練など精力的な活動が広がってきているのが嬉しいです。

 

みなと(かんしゃら)会場では各チームのプレゼンの他、チームごとのブースも用意していて、チームスタッフにいろいろと相談できる機会も設けています。

それぞれのチームの良さが随所に感じられると思うので、それをぜひ当日会場で体験してもらいたいですね。

 

「始まりの場所」高知のよさこい祭りで得られるもの。

——高知のよさこい祭りに参加してくださる人が増えることの意義や良いところは、どのようなところだと思いますか?

 

あらちゃん(よさこい連「わ」)本場のよさこい祭りの空気や熱を感じていただいて、よさこいをもっと好きになっていただくことができるのがいいことだと思っています。

 

みぃこ(浪花乱風):本番期間中は街中が熱気に満ち溢れ、活気付いていますよね。

踊り子もスタッフも見ている人も、みんなが本気で祭りを楽しみ、輝いています。

 

本場でしか味わうことができない高知の魅力がいっぱいあります。

 

たいが(夢源風人”始まりの場所” 高知で祭りが日常の一部である文化に触れることが一番なんじゃないでしょうか。

 

よさこいはいろんな形がありますが、今よさこいをしている人は、自由なお祭りの核の部分に触れて感じることはあると思いますし、よさこいを始めたばかりの人は人生が変わるかもしれない。

僕自身、よさこいに出会った年に、よさこい祭りに参加して人生が変わったので。

 

そんな出会いがある高知にいろんな人に参加してもらえたら嬉しいなって思っています。

 

 

みなと(かんしゃら):私は高知のよさこいに参加して人生が変わった一人だと思います。

自分でチームを立ち上げちゃいましたし(笑)

 

よさこい祭りに1度ハマっちゃうと、学生さんなら青春の1ページに、社会人ならライフワークバランスの一端に「高知」が入るはずです。

よさこい祭りは開催日が決まってるので、半年前から仕事の休みを気にするようになります(笑)

 

そうすると高知が四国のひとつの県から、大切な場所に変わる。

だから私はなるべく多くの方を高知に連れていきたいなと思っています。

 

雪舟/まりも(百物語):やはり他のどのお祭りと比較しても抜きんでた「お祭り感」や「熱気」で溢れていると思います。

今や世界中に広まりつつあるよさこいの自由さやおおらかさの源泉を体験しておくことは、何より意義深いことだと思います。

 

よさこい祭りでグッと深まる、チームの「絆」。

——皆さん「高知愛」めちゃくちゃ熱いですね!やはり高知にしかないもの、本場でしか得られないものって間違いなくありますよね。

ちなみに高知のよさこい祭りで仲間たちと一緒に踊ることによって、チームの雰囲気など何か変わっていくことはありますか?

 

あらちゃん(よさこい連「わ」):あの独特な雰囲気の中、みんなで何十回と踊りきり、みんなで達成感を分かち合うことができ、みんなの「絆」を深めることができます!

 

みなと(かんしゃら):高知って1日20回くらい演舞をループするようなハードスケジュールなんですよ(笑)

会場によっては炎天下のもと40分くらい踊りっぱなしみたいな。他人から見たら苦行です。

 

それをチームの仲間たちと一緒にやっていくと、だんだん気持ちがひとつになっていくのを感じます。

 

たいが(夢源風人よさこい祭りの最後、夜の演舞は感動的です。

これまで向き合ってきた演舞に対しての想い、高知の人や街の温かさ、暑い中で一緒に笑って泣いて過ごしたメンバーへの気持ち、色んなものがこみあげて感情いっぱいになるんです。

 

 

みなと(かんしゃら):最後の一体感は各チームさんどこもすごいんじゃないでしょうか。

マラソンで最後みんなでゴールするような感覚だと思っています。みんないい意味で頭も体もやられてますので(笑)

 

みんなしんどくなってくると自然と助け合うようになるので、仲も深まると思っています。

高知以降のお祭りでは、チームとしてのレベルアップを感じますね。

 

 

——たしかに高知のあの熱狂、特に祭りの終わりが近づくにつれて高まっていくボルテージは、もう他の何物にも変えがたい感情ですよね。お祭りや文化の枠を超えたもっと大きなものを得られると思います。

では、そんな高知のよさこい祭りにこれまでご参加されてきた中で、何か印象的なエピソードはありますか?

 

たいが(夢源風人高知のよさこい祭りは、「お客さんと会話ができる祭り」だと思っています。

それはかけてくださる言葉だったり、笑顔だったり、お客さんがただそこにいるだけで「頑張れー!」と応援してもらえている気がします。

 

あらちゃん(よさこい連「わ」):うちわを初めて配った時に各会場でうちのうちわをあおいで応援してくださるお客さんの姿に感動しました!

 

たいが(夢源風人:初めてよさこい祭りに参加した年は、演舞中に唐揚げとビールをお客さんからもらいました(笑)

 

みぃこ(浪花乱風):昨年は東海の某テレビ局でよさこい祭りの特集があり、浪花乱風を長い時間紹介していただきました。

会場のお客さんだけでなく、 SNS等でもたくさんの方に「カッコいい!」と言ってもらえてメンバーみんなで喜んでいました。

 

毎年トラブルもあるんですけど、沢山のドラマがあって、必ず「この仲間と高知に来れて良かった!」という思いが生まれます。

 

たいが(夢源風人:私がよさこい祭りの中で一番楽しい会場だと思っているのは「帯屋町演舞場」です。

その会場は踊り子や照明の熱気がアーケードにこもって信じられないほどの暑さで、しかも踊る距離は550mもあるんです。

 

とんでもなく大変な会場なんですが、そこで踊ることは、クゥーーーーって感じでお酒8杯飲めそうなくらい素敵な時間です。

 

他には、地方車に200個くらい”かざぐるま”を飾った年があって。

その時は、沿道に座っている子どもたちが地方車と遊んでくれてて、踊りながら、ココロが温かくなりました。

 

 

あなたにとって高知の「よさこい祭り」とは。

——素敵なエピソードをありがとうございます!ああもう高知行きたくなってきました、早く行きたい…。

では続いて、なかなか言葉でまとめるのは難しい質問かもしれませんが、皆さんにとって高知の「よさこい祭り」とはどういうものですか?

 

雪舟/まりも(百物語)「よさこい祭りとはどういうものか」を体験させてくれる場所です。

 

ひろめ市場で座席を譲りあうとき。

競演場でうちわを扇いでくれる人たちと目が合うとき。

夜に地方車の照明を浴びるとき。

 

そういった色々な瞬間に「高知」の「よさこい」の「お祭り」な良さが溢れています。

 

みぃこ(浪花乱風)一言で言うと「本物に触れる事ができる場所」です。

本気で祭りを愛し、よさこいを楽しんでいる人たちが集まる場所。人々が心の中に持っている熱い思いや、優しさに触れることができる場所ではないかと思います。

 

あらちゃん(よさこい連「わ」):よさこい連「わ」としてはチームができて18年目、よさこいを介して、これまで沢山の出会いや感動がありました。

そのよさこいが生まれた高知で踊ることは、私たちのよさこいへの感謝の思いを一番伝えられる場所かなと思います。

 

 

——ありがとうございます。それぞれのチームさんによって得られる感覚や懸ける想いも違ってくるとは思いますが、共通しているのは皆さんにとって「大切な居場所」としてよさこい祭りがあることだと感じました。

それでは最後に、ここまでのお話を聞いてくださった関西の社会人さんや学生さんに向けてメッセージをお願いします!

 

雪舟/まりも(百物語)東京のチームから見ると、関西は羨ましいほど高知に近くて、参加しないのはもったいないくらいです。

学生にとっては相応の費用もかかりますが、社会人になればさらに時間的制約も増えます。きっと今が大チャンスです。

 

百物語じゃなくても構いません。どこかしらのチームでも、見に行くだけでも(当日飛び入りできるチームもありますよ)、一度は高知のよさこい祭りの空気を感じてもらえたら嬉しいです。

 

みなと(かんしゃら):今日本どころか世界に広まっているよさこい、その自由な気質やバラエティに富んだ踊りのスタイルが踊り子も観客の方々も魅了していると思います。高知のよさこい祭りはその源流です。

 

鳴子の音、踊りの一体感、自由さ。

すでによさこいを始められている方は本場を生で体感して、きっと感じるものがあるはずです。

 

これからよさこいを始めようとしている方は練習期間や費用など、始める前に考えると腰が重たくなってしまうかもしれませんが、一度やってしまったら「踊る楽しさ」が全てを上回ってしまいます。

勇気を出して飛び込んできてもらいたいと思います。

 

合同説明会では、皆さんがよさこい祭りに参加する初めの一歩になればと思います。

灼熱の高知で自分の限界に挑戦してみませんか?

 

 

 

≪ 関西よさこい合同説明会2019 開催概要 ≫

2016年度より開始した関西よさこい合同説明会、高知のよさこい祭りの良さを関西の方々に体験してもらいたい、という想いから始まりました。

今年度はよさこい連「わ」、百物語、浪花乱風、夢源風人、かんしゃらの5チーム合同で開催します。

・開催日:2月16日(土)
・時間:14:30 - 16:30
・場所:天満ガーデン 3F

 

【開催スケジュール】

13:45 受付開始
14:00 開始/各チームによるプレゼンテーション
15:30 個別ブースによる各チーム個別相談会
16:30 終了

※途中参加・途中退室可

 

ご参加を希望される際には、以下ボタンよりお申し込みください。

 

【特設サイト】

https://www.kanshara.com/event/kansai_gousetu2019/

 

Text by 坂本陸(@RIKU266
Sponsored by よさこい連「わ」(@yosakoiren_wa
百物語(@100monogatari_y
浪花乱風(@naniwarampu
夢源風人(@mugenkajipitwu
かんしゃら(@kanshara_voice

 

《 yosariへの寄稿について 》

ただいまyosariでは、寄稿記事を書いてくださる方を募集しています。

「地元のお祭りや自分のチームをもっと広めたい!」「よさこいをもっとたくさんの人に知ってほしい!」という方はもちろん、お祭りやよさこいに対して深い愛情と情熱を持っている方に編集部としてもぜひ記事を書いていただきたいと考えています。

もし寄稿記事を書いてくださる方は、ぜひともこちらのContactページよりお問い合わせいただきますようお願い致します。よさこい愛に溢れる方からのご連絡をお待ちしております。

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